カテゴリー別アーカイブ: 賃貸

理想の部屋が見つかる時代になってきた

みなさん、やっと家を借りる側にとって良い時代がやってきました。良い時代というよりは、借りる側が「お客さまとして扱っていただける時代」と言っても良いと思います。

実に多くの物件のなかから、時間をかけて選ぶことができるようになりました。
なぜ、そんな時代になったかと申しますと、東京の一部の人気エリアをのぞいて、つまり日本のほとんどエリアで、供給(アパート・マンションの数)が需要(借り手の数)を大きく上回ってしまっているからです。いわゆる賃貸市場において、需給バランスが大きく崩れているのです。

私が大学生だったころは(もう別年以上前ですが)、東京でもまだまだ物件自体が少なく、中央線沿線で、単身者向けの部屋を探しても、不動産屋さんから、「今、空いている部屋がないから、建築中のアパートを見て決めてくれ」などと言われたものです。

その後日本はバブルで経済の絶頂期をむかえ、その崩壊後、さらに十数年にわたる経済不況が訪れました。意外なことに、経済の大きな浮き沈みがあったにもかかわらず、賃貸住宅は毎年建設されつづけてきました。

一方、現在は、少子高齢化です。とくに若年層の人口が急激に減ってきています。専門学校や大学の定員割れが起こっているように、単身者向きの住宅も今やほとんどのエリアであまつ
20年前私が探した中央線沿線でも、現在、検索しますと各駅500戸の空室が表示されます

このように市場では、完全な借り手市場、つまり借り手が有利な状況になっているのです。
みなさんは、最近、敷金ゼロ円、礼金ゼロ円という宣伝文句を見かけませんか?これは、何か特別な企業努力をしているかとか、ボランティア的な大家さんがいるということではないのです。ただ単純に、部屋が埋まらないのです。敷金や礼金をゼロにしても埋まらないという大家さん側の厳しい状況がそうさせているのです。